わきが多汗症とは

 

わきには汗を出す管(エクリン汗腺)とニオイを出す管(アポクリン汗腺)が存在します。
わきが・多汗症の原因は主に下記の3要素です。

 

 

つまり、汗や臭いを治療するには、手術でアポクリン腺とエクリン腺を確実に取り除く事が重要です。

患者様によって汗と臭いの悩みの大きさの比率は様々ですがその方にあった最適な手術で、確実に治療する事が必要です。

わきがや多汗症は体質であり病気ではありませんので、必ず治療が必要ということはありません。しかし臭いや汗で悩んでいるより、手術を受けて解決する事が望ましいと考えます。

わきが多汗症の手術

手術では、ニオイの元(アポクリン汗腺)と汗の元(エクリン汗腺)を取り除くことで根治的に治すことが目的です。
手術によってきっちりと汗腺を取り除いておけば、再発することはありません。

そこで重要なのは、確実な方法で手術を行うということです。わきが多汗症の手術といっても、いろいろな方法がありますので、その中で確実に目的を果たせる方法で治療を受けないと意味がありません。

“傷口が小さい”“手術時間が短い”“すぐにシャワーに入れる”“通院がいらない”“費用が安い”など、患者様にとっては魅力的に思える手術方法であっても、効果がなかったり、再発するようであれば、受ける意味がありません。

東京青山クリニックでは患者様の症状に合わせて、確実に改善する方法で手術を行います。

施術費用

わきが・多汗症手術
わきが・多汗症手術:施術費用240,000円(税込264,000円)〜

ボトックス注射:70,000円(税込77,000円)〜

 

実際の施術

手術

ワキの皮膚の下にある汗腺を除去するのが目的ですので、やはり皮膚を少しは切開しなければなりません。「切らずに治る」などとうたっているところもありますが、切開を全くせずに直す手術はあり得ません。

 

東京青山クリニックでは患者様のその後のワキの状態をなるべく美しく保つために切開は最小限の1〜1.5cm程度にとどめる方法など様々な方法を採用しております。
まずは麻酔を行いますが、麻酔はもちろん局所麻酔です。麻酔もそんなに大きな痛みはございません。全身麻酔をうたっている病院もございますが、そこまでの大げさな麻酔は全く必要ではなく、不要な麻酔薬を投与することはお体への負担になってしまいます。当院では麻酔も最低限で十分な効果を得られる様に配慮しております。

 

当院の手術は小さい切開ラインで最大の効果を得られる方法を採用しております。当院の方法であれば汗や臭いもほぼ完全に近く改善することが可能です。入院もする必要がありませんし、簡単なテーピングで帰宅することができます。ワキをぬらさない様にすれば、当日からシャワーも可能です。生活制限も特になく普通の生活でしたら当日から可能です。

汗を抑える注射

どうしても手術はイヤ、という人には、わきの汗の量を、手術をしないで改善させるためにボトックスという注射を行います。
ボトックス注入による効果は簡単に言えば、汗を出す元(エクリン汗腺)の働きを薬で抑えようとしたものです。
処置後1〜2週間で効果が出始めます。
効果がなくなってきたと感じれば再処置が必要になりますが、手術をしないで治すということにおいては気軽に受けられる治療法です。
永久的な効果を期待されるのであれば、手術の方がいいのですが、“手術のための時間が作れない”“手術を受けるほどには悩んでいない”という方には最適の方法です。

ボトックス注射

本来シワの治療などの用いられる「ボトックス」ですが、ワキに打つと汗腺の働きをも抑えることがわかっています。注射だけですので、痛みもほとんどなく、麻酔も必要ありません。チクっとさすだけで、5分ほどで終了。汗も臭いもかなり抑えられます。ただし。ボトックスというお薬の効果は6か月ですので、6か月間のみ効力を発揮する治療です。

ボトックス注射って何?

  • ボツリヌス菌の毒素を医療用に無毒化し、薬品として利用しているものです。日本では、しわ治療で以前から使用されている安全な薬品です。
  • ワキのボトックス注射というものは、ワキにある汗・臭いの元(腺)を働きにくくするものです。3〜5日で徐々に効果が現れ6か月間持続します。

他院修正

  • 他のクリニックにて手術を行ったにも関わらず、完治していない方や再発した患者様にも、対応方法をご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。
  • 他のクリニックでの施術後の修正も、専門の医師が修正手術方法をご提案します。